デーブのマネー、マネー、マネー(すべて金に関わる話)

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キャッシュレス化時代の加速→だからクレカ作った方が得

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都内でも多くのお店でクレカで決済できるようになり、クレカですべてを決済してしまいたい私に取っては、どんどん便利な世の中になって来ている。今までみたいに、お金を下ろす為にATMまで行く時間が省け、引き出し手数料が無くなる事は大歓迎。

 

キャッシュレス化推進

今年7月に経済産業省がキャッシュレス推進協議会を設立し、本格的にキャッシュレス社会の実現に動き出したようで、このキャッシュレス、そしてフィンテック化の流れはもっと加速していくに違いない。もしかすると、あと10年もすれば、ナマの現金自体が存在しなくなる時代が来ているのかもしれない。そうすると一万円札に印刷されている日本の偉大な先駆者達の名前も皆簡単に忘れていくのだろう。そもそもお札を使う機会がほとんどなくなれば、お札に人の絵柄を印刷する事さえ、無くなってしまうのかも。

このキャッシュレス決済比率の状況について、世界と日本を比較すると、日本はかなり後進国のようだ。下記の2015年世界銀行のレポートの結果を見て頂ければ分かる通り、お隣の韓国が約90%であるのに対して、日本は、まだ18.4%のみ。大きく差を開けられており、日本のキャッシュレス市場はこれからまだまだ大きく拡大の余地ありと思われる。クレカ先進国と思われたアメリカだが、実際には45%と韓国、中国よりもかなり遅れを取っているようだ。

  1. 韓国 89.1%
  2. 中国 60.0%
  3. カナダ 55.4%
  4. イギリス 54.9%
  5. オーストラリア 51.0%
  6. スウェーデン 48.6%
  7. アメリカ 45.0%
  8. フランス 39.1%
  9. インド 38.4%
  10. 日本 18.4%
  11. ドイツ 14.9%

日本のクレカ市場の今後

上記で見て頂いた通り、キャッシュレス決済においては、日本はかなり後発のため、今後もかなりの市場拡大が見込める。従って、クレカを発行する会社なども顧客獲得のためにさらなる積極的なキャンペーンをクレカ新規発行希望者、既存顧客に提案してくるだろう。

クレカを持つ事のできる人であれば、クレカ決済をする事で還元ポイント獲得、保険の自動付帯、ホテル無料宿泊券の付与など、色んなメリットが得られるはずなので、是非ご自身が最も得するクレカを探し、お持ちになってください。ポイントなどは、マイルに交換できたり、デパートやスーパーでは買い物の支払いに使えます。つまり、金券を持っているのと同じ。

クレカ市場拡大が期待される今だからこそ、カード会社もお得な特典を提示しているのです。もし、韓国のように殆どの人がクレカで決済する状況になれば、カード会社から貰える特典もかなり控えめなものになっていくに違いありません。あとで後悔する前に

クレカでググって、自分にマッチするクレカ持ちましょう。

キャッシュレス化による銀行への影響

しかし、もっとキャッシュレス化が進み、人々がATMで金を下ろさなくなったら、ATMの手数料が収入の柱であるセブン銀行などはどうなってしまうのだろうか?いや、セブン銀行だけでなく、都市銀行なども大きな痛手を負うことになるに違いない。莫大な社員数を抱え、キャッシュレス、フィンテックの波が押し寄せて来ようとしている今、銀行株の株価は、更に安値をつけてしまうのだろうか? 夏の怖い話しの1つに”銀行株の動向”も挙げられるのかも。